時計を壊せ

駆け出してからそこそこ経ったWebプログラマーの雑記

YAPC::Hiroshima 2024が終わった

yapcjapan.org

終わった……。というのが率直な気持ち。 怪我や事故などの大きなトラブルなく終わることができて本当にホッとしている。

2023年度は仕事も忙しく、かつプライベートも色々あり、とにかく様々が立て続けにあってずっと頭がパンクしていたように思う。 ほかにも様々な状況などが重なった結果、今回はあまりまともにYAPCを手伝うことができなかった。

できたのが杜甫々(とほほ)さんとそーだいさんへの講演オファーをするくらいで、あとは多少の相談に乗ったりくらいで運営としての事前準備は今回は殆ど関われていない。 それでもこれだけ多くの人がYAPCを楽しんでもらえたのは、これを準備してきたコアスタッフの面々と他のJPA理事の面々のおかげだとおもう。本当にありがたい。

「段取り八分、仕事二分」とは言うが、その「二分」の部分だけでも貢献しようと当日はできる限りのことをした。

その結果、当日は様々に気を配り目を配りとしていたところあまり余裕がなく、そーだいさんのトークを聞きにいくことは出来なかったが、 杜甫々(とほほ)さんのキーノートだけはなんとか途中から直接聞くことができた。

これが、本当に面白かった。

他の方も書いていたけど、仕事の合間にやったとさらっと言っているその内容が本当に凄かった。 特に印象に残ったWin32 APIのインターフェースをLinux上に構築する話はWineの一部を自作しているようなもので、 仮にやろうと思ってもそう簡単にできるものではないと思うしこういうことをさらっと「やった」と言えてしまうのはかっこいいと思った。

他にも様々なエピソードを聞くことができた。

そして、最後の質疑応答の答えにあった「好きだから」という言葉は、それまでの流れもあって「『好きだから』ここまでできるんだよ」「『好きだから』続けると色々なものを積み上げられるかもしれないよ」というメッセージとしても自分には響いた。

YAPCという場にお招きできて、自らの言葉でこういったことを語ってもらえたのは自分にとってはもちろん、YAPC参加者もとい日本のPerlコミュニティ*1にとって大きな価値になったと思う。 もちろん、このブログとは別途、杜甫々さん本人にも直接お礼を伝えた。

まだ後始末は終わっていないし次のYAPCの実現に向けて動き出している部分もあり、 目まぐるしいなという感じではあるが無理なくできる範囲で今後もやっていこうと思う。

JPA*2ではYAPCを手伝いたい。自分がYAPCを作りたい。自分こそがYAPCだ。 そんな人々のちからを借りてYAPC::Japanの開催を実現しています。

少しでも興味が湧いた方がいらっしゃったら、自分のTwitter DMやJPAのメール窓口 info@perlassociation.org までぜひお気軽にご連絡ください。

*1:Perlを知ってる人も知らない人もYAPCに参加して楽しめるひとは仲間じゃんPerlコミュニティじゃんっていう感じ

*2:Japan Perl Association YAPCの主催組織